⭐️ 星空図鑑|市場参加者
モーリー
モーリーと不動産価格の森
■ 星:不動産市場
市場は、目に見える場所ではない。
売りたい人と買いたい人の判断が重なり、
取引が生まれる、その背景にあるもの。
見えるのは取引だけ。
■ この星が見せるもの
価格は、対象不動産だけを見ても見えてこない。
比べられる中で、その位置が見えてくる。
■ つながりをみる
市場はひとつの取引ではみえない。
いくつもの取引が重なって、やがて見えてくる。
● 需要
その不動産をほしいと思う人がいること。
● 供給
売りに出される不動産があること。
● 取引
需要と供給が折り合うと取引になる。
■ 星座(向きが定まる)
不動産市場とは、取引の背後にある、判断の集まり。
第一幕へ戻る
この星があらわれた場面を、もう一度たどる。
星空図鑑の一覧ページをみる
今夜見えた星をながめる。
🌲 この星がよく見える場所
→ 第三景『物語を読む』を歩く(実務の森)
夜の森図書館蔵書案内
なぜ、正常価格という考え方が必要なのか
―― 前提とする市場の条件から考える ――
私たちは、不動産に値段がついているのを見ると、その価格が不動産そのものの中にあるように感じます。
けれど実際には、価格は取引の条件や市場の状況のなかから立ちあがっています。
では、売り急ぎや買い進み、情報の偏りといった事情が混じる現実の市場のなかで、私たちは何を基準に不動産の価値を考えればよいのでしょうか。
この本では、不動産鑑定評価基準が掲げる「正常価格」という考え方を手がかりに、自由な市場、最有効使用、情報の非対称性、そして市場のゆがみについて、森の生きものたちの小さな物語を通して読み解いていきます。